ETCを利用するには?

ETCを利用するには?

車社会は、有料道路が整備されると共に発展し、飛躍的に行動範囲を広げ、豊かな生活を実現しました。ところが、それにより問題となったのは、年々深刻さを増す“渋滞”です。渋滞とは道路の飽和状態によって発生するので、車の流量が増せば解消するということです。そのため、積極的に道路を拡幅する工事などが行われましたが、そのような対応では限界があり、有料道路のシステム改革を根本的に進める必要がありました。そして、立ち上げられたプロジェクトが「ETC=Electronic Toll Collection System(自動料金収受システム)」です。

ETCは、車載器とカードが分かれた構成によって、効率性を高めています。これは、ETCカードを所有している人が、ETC車載器を取り付けてある車なら、どの車を運転しても、自分の所持するカードで支払いができるようにするためです。それにより、ETC車載器の購入とセットアップは、ETCカードの申し込みと同時にできないことがあります。ただし、ETC車載器を取り扱っている店では、一括で申し込みできるところもあります。

ETCを利用するには、まず、ETCカードを発行しているクレジットカード会社で申し込んでください。ETCカードは、名義人だけが使用でき、ETC車載器のある車なら、所有しているETCカードで利用することができます。このシステムのメリットは、料金を車の所有者ではなくて、ETCカードの名義人が支払うことができることです。

ETC車載器は、自動車のディーラーやカー用品店などで購入することができます。車両タイプに適した料金を支払うために、車載器には車両の情報をセットアップする必要があります。そのため、複数の車両で車載器1つを共有することは不可能です。

ETC車載器のタイプ

ETCシステムは、ETCカードをETC車載器に挿入することによって利用できます。ETC車載器は、通行料金を正しく支払うための車両情報を無線通信する機能がありますが、料金を精算する機能はもっていません。そのため、ETCカードを挿入する必要があります。 ETC車載器は、「2ピースタイプ」「3ピースタイプ」「ビルトインタイプ」の3つのタイプがあります。

2ピースタイプ・・・1つの筐体の中に、ETCカードを挿入する部分とETC情報を処理する機能部などの本体と、アンテナが収められたタイプです。取り付ける場所は、無線通信の支障とならないダッシュボードの上です。ETCカードと車載器の2つから構成されるので、「2ピースタイプ」と呼んでいます。

3ピースタイプ・・・こちらは、アンテナを本体から分けたタイプです。小型のアンテナはダッシュボードの上に取り付け、本体はETCカードの挿入に支障のない場所なら、車内のどこでも設置することが可能です。ETCカード、ETC車載器の本体、アンテナの3つから構成されているので、「3ピースタイプ」と呼んでいます。

ビルトインタイプ・・・車のデザインとインテリアを一体化させたタイプで、自動車メーカーが発売しています。ルームミラーにアンテナが組み込まれていたり、センターパネルに本体を取り付けたり、さまざまなタイプがメーカーによって用意されています。また、ビルトインタイプの中にも、2ピースタイプのものと3ピースタイプのものがあります。

ETC導入の効果

ETCカードを利用すると、さまざまなメリットがあります。その最大の効果は、料金所のスムーズな通過です。渋滞を回避できるのはもちろんのこと、料金所でのタイムロスもなくなり、時間を有効に使えます。また、現金で支払う手間が省けるので、集中して運転できるという効果もあります。

また、料金所で一度停車して再び発車することがなくなるので、料金所周辺の排気ガスや騒音が減り、周辺の環境を改善させることにもつながります。そして、アイドリングが減り排気ガスも軽減するので、地球温暖化を抑制させる効果も期待できます。

さらに、通行券を受け取ったり支払ったりする際に停車する必要がないので、車を料金所ブースに寄せなくても良いです。これは、左ハンドルの車にとっては大きなメリットでしょう。左ハンドルに対応したレーンを探さなくても良いですし、対応レーンがない場合は、腕を大きく伸ばして支払うわずらわしさから解放されるのです。

通行券の受け取りなどの必要がないということは、窓を開け閉めすることもなくなり、雨の日に車内に雨が吹き込んできたり、車内の温度が急激に変わったりすることがなくなって、快適にドライブできます。また、前を走る車の排気ガスを吸い込むこともなくなるため、ETCシステムは車内の快適な環境も守ってくれるのです。 そのほかにも、最新の技術をコントロールすることによって、時間帯割引や特定区間割引などのETC車限定のさまざまな割引制度があるので、ぜひETCカードを利用しましょう。

「ETC専用レーン」について

ETC車が通行するレーンは、「ETC専用レーン」と「ETC/一般共用レーン」の2種類あります。

「ETC専用」の表示があるレーンは、ETC車専用なのでスムーズに通過することができます。ただし、間違ってETCを装着していない車が進入し、停車することもあるので、前を走る車には十分注意してください。

「ETC/一般共用」と表示されているレーンは、現金で支払う一般車も進入してきます。前の車が停車して清算する一般車の場合も多いので、十分に注意して通過するようにしてください。

また、「ETC専用」と「ETC/一般」の表示は、時間帯によって変わることもあります。料金所の手前には、案内看板でETC専用レーンの位置を示してあるので、ETC専用のレーンを事前に確認しておきましょう。

なお、ETCの整備が行われていない料金所でも、ETCカードを利用して清算することができます。その場合、料金所ブースの収受員にETCカードを渡してください。料金はETC専用レーンを通過したときと同じように精算されます。また、入口か出口のどちらかが、ETC未対応の場合は、次のような方法で通過してください。

入口がETCに対応していない場合は、入口で通行券を受け取って、出口では“一般ゲート”に入って、収受員にETCカードと通行券を渡しください。ETC専用ゲートに入ると、出られなくなってしまいます。

ETCに対応している入口を無線通信で通過し、出口がETCに未対応であった場合は、出口で収受員にETCカードを渡してください。

ETC利用時の注意事項

ETCシステムを活用して快適なドライブを楽しむために、ETCを利用する際の注意事項を確認してください。

ETCレーンでは、アンテナとETC車載器が正常に通信していない場合、設置されている開閉レバーが開かないことがあります。そのため、開閉バーが確実に開くまでは、速度をいつでも停止できる20km/h以下に減速しましょう。また、ETCレーンでは、前の車が停車することもがあるので、車間距離を十分にとるようにしてください。

開閉バーの未作動の原因は、ETCカードを挿入し忘れていたり、完全に挿入できていなかったりするのが大半です。車載器へETCカードを挿入したら、必ず車載器側で動作を確認しましょう。なお、走行中にカードを抜き差しするのは危険ですし、通信エラーの原因にもなるので、出発する前に確認してください。

ETCカードはクレジットカードと同じように有効期限があり、期限が切れたものは利用できないので、走行する前に有効期限を必ず確認してください。

車載器の取り付け作業は、専門的な知識と技術が必要なので、必ず車載器メーカーによって、取扱説明書通りに取り付けてもらいましょう。

ETCカードはクレジットカードと同じなので、防犯上の点から、車から離れるときはカードを車載器から抜き取って、ドライバーが携帯してください。また、熱などによってカードが使えなくなることがあるので、直射日光が当たる場所には置かないようにしましょう。

ETC車載器のセットアップ

ETC車載器の「セットアップ」とは、初期情報として使用する車の情報を書き込むことです。セットアップを行わないと、ETCカードは利用することができません。ETCシステムを利用している車両を特定して、通行料金を清算するために、セットアップは重要なことなのです。セットアップは、ナンバープレートなどの車両情報を暗号化して、その情報が入力されたセットアップカードによって、電子的にETC車載器へ格納します。

未然に成りすましなどの不正利用を防いで、ETC利用者を守るためには、セットアップ店の技術とセキュリティのレベルを徹底して確認する必要があります。そのため、ETC車載器のセットアップ店は登録制を採用しています。

セットアップを行うには、車両と車載器の情報など、必要事項を「セットアップ申込書」に記入します。セットアップの申込み方法は2種類あり、セットアップ店によって異なります。詳しいことは、セットアップ店に相談してください。

「オンラインセットアップ店」・・・セットアップ店と情報発行元の間で、オンラインで暗号化された情報を送受信します。セットアップ店で車にETC車載器を取り付ける程度の時間で完了できるので、ETCカードを用意すればその日にETCを使用することができます。

「オフラインセットアップ店」・・・セットアップ店と情報発行元の間で、FAXか郵送によって情報伝達を行います。そのため、セットアップを申し込んでから完了するまで、およそ1週間かかります。

また、セットアップ申込書の控えは、重要な情報が含まれているので、なくさないように大切に保管してください。

ETCの利用明細

ETCシステムを利用した際の明細は、クレジットカード会社から送付される請求書で知ることができます。利用した当日などに利用を証明したい場合には、インターネットでのETC利用照会サービスを利用したり、車載プリンターや卓上プリンターなどで、ETCカード内の情報を読み出したりできます。

「ETC利用照会サービス」は、インターネットからETCの利用証明書を取り出して、家庭のプリンターで印刷することが可能です。なお、このサービスは、登録手続きや利用料は不要です。また、他人の車やレンタカーを利用した際の証明書も印刷することができます。その場合は、ナンバープレート情報を入力する必要があるので、利用した車のナンバーを控えておいてください。

すぐに、利用明細を発行するには、車載プリンターや卓上プリンターを利用します。

車載プリンター・・・ETC車載器を介して、ETCカード内の利用履歴情報を車載プリンターに送って印刷します。印刷される情報は、利用年月日、入口・出口料金所、利用料金などです。タクシーで有料道路を利用した際に、乗客から利用証明を求められた場合などに対応できます。

卓上プリンター・・・ETCカードの利用情報を読み取るカードリーダーと、印刷するプリンターから構成されます。ETCカードを車載器から抜き取って、カードリーダーに挿入するだけで、簡単に利用履歴情報をプリントできます。日計などを記帳する際に有効です。

卓上履歴管理装置・・・ETCカード内の情報をカードリーダーで読み取って、パソコンへ転送し、パソコン上で利用履歴を管理することができます。情報をパソコンのモニターに表示できるだけではなく、キーワード別に組み分けたり、複数のETCカードの情報を一覧表示したりすることができます。

「ETCワンストップサービス」とは?

ETCを導入するには、ETCカードを発行し、ETC車載器を購入して取り付け、セットアップを行う必要があります。ETCカードを申し込んでから、手元に届くまで1?2週間程度かかり、ETCシステムをすぐに利用することができないこともあります。そのような不便を解消してくれるサービスが、「ETCワンストップサービス」です。所要時間は約90分なので、受付をしたら近くの喫茶店などで時間を過ごしているうちに、作業は完了しETCを利用できるようになります。

以前はETCワンストップサービスのイベントが、有料道路のサービスエリアやショッピングセンター、カー用品店などで行われていましたが、申し込みが殺到したため、ETC車載器が在庫切れとなり、現在ではイベントの開催は未定となっています。イベントの再開については、「ETC総合情報ポータルサイト」で確認してくだい。

現在では、カー用品店「オートウェーブ」と「オートバックス」の一部の店舗でワンストップサービスが行われています。実施している店舗については、それぞれのサイトで確認してください。

ETCワンストップサービスの作業は約90分程度で完了しますが、その所要時間はサービスを実施しているお店の設備や、その日の混雑状況によって異なります。また、車検証に不備な点があった場合や、申し込み者本人が学生である場合などは、このサービスを利用することができないことがあるので、注意してください。

二輪車にもETC

以前は、二輪車に対してETCシステムが導入されていませんでした。四輪車と違って、二輪車は振動を直接受けやすく、雨などの水分を被りやすいので、車載器を完全に取り付けることが困難でした。でも、現在では二輪車に対応するETCシステムが普及してきています。

二輪車専用のETC車載器は、二輪車の販売店などで販売していることが多く、カー用品店では購入できないことがあります。そのため、購入を考えている人は、二輪車販売店へ事前に確認してください。

セットアップの申し込み方法は2種類あり、セットアップ店によって違います。1つは、オフラインセットアップ店で、セットアップに必要な情報伝達をFAXか郵送で行います。そのため、申し込んでからETCシステムを使用できるまで、1週間程度の時間がかかります。

もう1つは、オンラインセットアップ店です。オンラインでセットアップに必要な情報を送受信するので、すぐにセットアップが完了し、ETCカードさえ用意すれば、申し込み当日でもETCシステムを利用できます。そのため、時間のない人におすすめです。

ETC車載器を二輪車にも取り付けられるといっても、二輪車専用のシステムなので、四輪車専用の車載器を二輪車に取り付けることはできません。二輪車は外気に触れるので、四輪車用を利用すると、破損する原因にもなります。

ただし、ETCカードについは、二輪車で使用するものを四輪車で使用することも可能です。ETCカードは、カードの保有者情報が登録されているので、四輪車や他の二輪車を利用した場合でも、1枚のETCカードで清算することができるのです。

ETCカードの審査

ETCカードについては、有料道路で料金を支払う際に、クレジットカードと同様の信用取引を行うので、カードを作る際は、クレジットカード会社による審査が必要になります。審査基準はクレジットカード会社によって多少違いがありますが、原則的には、18歳以上で収入が安定している人と定められています。

申し込み者が高校生である場合は作ることができず、未成年者である場合は、親権者の同意が必要となるので注意してください。カード会社によっては、年齢制限が20歳以上としている場合もあります。職業や年収については、審査基準がクレジット会社によって異なりますが、安定した収入が継続してあることがやはり重要となります。

ただし、クレジットカードをすでに持っている人が、ETCカードを同じカード会社で作る場合は、審査の必要はないことがほとんどです。元々クレジットカードを持っている人は、ETCカードも同じカード会社で申し込むと良いでしょう。

クレジットカード会社にもさまざまあって、サービスの内容が異なります。入会金や年会費が不要なところもありますが、1,000円程度の年会費がかかる場合もあります。

永年年会費無料のETCカード、お得にショッピングできるカード、ガソリン代が割引されるカードなど、重視する内容によって、ETCカードの選択は変わってきます。自分にぴったりなカードを選択しましょう。

最近では、いくつかのETCカードを比較できるサイトもあるので、参考にしてみてください。

ETCの「割引制度」

ETC導入の大きなメリットに、「割引制度」があります。ETCというのは、元々、割引を前提として採用されたわけではありません。ところが、ETC導入が拡大するにつれて、割引制度が取り入れられるようになりました。

また、割引制度が開始されるまで、ETCの知名度はそれほど高くありませんでした。最も知られている割引制度は、“道路の料金”です。それぞれの高速道路会社で割引サービスの提供方法は異なりますが、ETCにはさまざまな割引制度やマイレージサービスが用意されています。

有料道路をあまり利用しない人にとっては、大きなメリットと言えませんが、利用することが多い人にとっては、費用的に大きなメリットになるので、ETCカードをぜひ作ってください。

まず、休日にETC高速道路を一律1,000円で通行できます。これは、現金で支払う場合と比べれば、かなりお得に利用できます。また、時間帯割引などの制度も用意されています。この制度は、夜間や早朝、深夜など指定された時間帯にETCを利用すると、料金が最大で50%割引されます。

ETCカードの普及は、国家的プロジェクトであるため、このような割引制度が可能になっているのです。また、ETCを利用することで、料金所での幅寄せミスによる接触事故などを防いだり、悪天候の日にブレーキングミスをしたりすることもないので、事故を避けられることもメリットです。有料道路をよく利用する人で、まだETCカードを持っていない人は、すぐに申込みましょう。

ETCシステムにかかる費用

最近のETC車載器の性能はとても優れていますが、値段は以前に比べて安価になっており、気軽に購入できるようになりました。また、それほど高度な性能を備えていないシンプルなETC車載機ならば、1万円程度で手に入ります。ETCカードについても、0円?1,000円程度で作ることができます。

ただし、自分の車にETC車載器を取り付けるには、ETCで料金の支払いをするETCクレジットカードを契約したり、車載器を購入し取り付けたり、セットアップを行ったりするので、初期費用がかかります。

ETCカードは0円?1,000円程度で入手できますが、ETC車載器については、ETCの利用履歴、音声案内、カーナビ連動機能など、さまざまな機能を備えて1万円?3万円程度です。さらに、車載器の取り付け・セットアップに5,000円程度かかります。つまり、ETCシステムを利用できるまでにかかる費用は、合計して2万5千円?3万円程度となります。

最近では、ETCクレジットカードの初期費用が不要のところが多く、申し込みから約1週間で利用できるようになります。このように、ETCカードは簡単に入手することが可能なので、ETCカードの破損やクレジットカード使用額の超過などに備えるために、予備としてもう1枚ETCカードを作っておくと便利です。

車載器はインターネットショップで購入する方が、お得に入手できることがあります。また、ネット上で車載器の平均価格を調査することもできます。

コラム


おすすめのETCカード

ETCカードは、クレジットカードに付随して発行されます。ETCカード自体は、有料道路をETCシステムの利用して通行した際に、料金の決済を行う機能しかありません。そのため、ETCの利用でどれだけ得をできるかは、そのクレジットカードの機能によります。それでは、おすすめのクレジットカードを紹介します。 「楽天カード」・・・楽天スーパーポイントが、カード利用100円ごとに1ポイント貯まり、そのポイントは1ポイント=1円として楽天市場で利用できます。もちろんETCを利用した分もポイントとして貯まります。ETCカードの年会費は有料ですが、ポイントがもらえる入会キャンペーンが行われていることもあるのでおすすめです。 「タイプセレクトJCBカード」・・・ブラックやピンク、グリーンなど7色から好みの色を選ぶことができます。ETC、コンビニ、携帯電話の利用分はポイントが2倍になり、インターネットショッピングでは最大5倍のポイントがつきます。また、年会費は無料なのに、ショッピング保険などが付帯しています。 「NTTグループカード」・・・年会費が無料のクレジットカードとしては高い還元率で、全国にある出光サービスステーションでの利用金額に応じて、ガソリン代が割引されます。年会費が無料なので、ガソリン代専用のカードとしても価値はあります。お得な入会キャンペーンも実施されています。 他にも、特徴的でお得なカードはたくさんあるので、自分に合ったカードを見つけてください。

「ETC専用カード」について

「ETC専用カード」とは、ETCカードとしてだけ利用できるカードのことです。つまり、ETCシステムを利用して有料道路の料金を精算する以外の用途では使用できません。それでは、いくつかのETC専用カードを紹介します。 「セゾンETCカード」・・・クレディセゾン発行のETC専用カードで、年会費は無料です。セゾンカードで貯まったポイントは、有効期限がないのが特徴です。そのため、欲しい景品目指してポイントを貯めることができます。セゾンカード1枚につき、ETC専用カード5枚まで申し込むことができます。セゾンカードの会員でない人は、セゾンカードに入会してください。 「三井住友VISA ETCカード」・・・三井住友VISAカードが発行するETC専用カードです。支店かサービスセンターで受け取ることで、最短1日で発行することができますし、年会費が無料なのでお得です。また、三井住友VISAカードのETCカードには、「VISA一体型ETCカード」という、ETCシステムの利用に加えショッピングもできるカードもあります。 「ファミマETC専用カード」・・・ファミマクレジット発行のETC専用カードです。入会費や年会費は無料です。「ファミマTカード」のクレジット払いなので安心です。“Tポイント”も貯まり、そのポイントは1ポイント=1円としてショッピングができます。また、ファミリーマートでの割引特典が用意されています。ファミマTカードの会員でない人は、ファミマカードに入会する必要があります。 「ビューETCカード」・・・JR東日本発行のETC専用カードです。有料道路料金1,000円につき2ポイントの「ビューサンクスポイント」が貯まります。また、Suica機能もついているので、このカード1枚でJRや地下鉄、バスなども乗車でき、ショッピングもできるとっても便利でカードです。

ETCカードのセキュリティ

ETCカードはクレジットカードと同様の役割をするので、しっかりとプライバシーは守られているのか、しっかりとセキュリティ面の対策がとられているのか、という点で気になるかと思います。 ETCカードには、支払い機能をもつカードとして、使用する人の個人情報が含まれています。また、ETC車載機には、車両を特定するための情報が登録されているので、不安になるのは当然だと思います。でも、そんなに心配しなくても大丈夫です。大切な情報が漏れないように、優れたセキュリティシステムが導入されています。 料金を決済するためのETCカードは、安全性の非常に高いICカードです。ETCカードに入力された利用者の情報や、ETC車載器内にセットアップされた車両情報は、高度に暗号化されているので、しっかりと保護されています。そのため、それほどセキュリティ面において心配することはないでしょう。 車載器と料金所に設置されているETC装置とが通信する情報についても、高度に暗号化されているため、他人に読み解かれる心配はありません。ただし、ETCカードはクレジットカードと同様に、個人情報が詰まったカードなので、車内に無防備に置いておくと盗難の恐れがあるので、絶対にやめましょう。 また、他人に貸すのもやめたほうが良いでしょう。ETCカードはプライバシーが守られているから安心といっても、保有者がいつも携帯し、責任を持って管理することが大切です。

「スマートインターチェンジ」とは?

「スマートインターチェンジ」は、普段の生活や旅行などにとっても便利な、サービスエリアと高速道路を結ぶインターチェンジです。スマートインターチェンジはETC専用なので、利用するにはETCカードが必要になります。 スマートインターチェンジは、高速道路のサービスエリアやパーキングエリア、バスストップなどから、高速道路を利用できるように設置されています。通常のインターチェンジのように、大規模で何車線もあるものと異なり、簡易的な構造となっているため、トラックやバスなどの大型車両は利用できませんが、普通の自動車は利用することができます。 スマートインターチェンジは、通常のインターチェンジにあるETC専用ゲートのような進入路と退出路はありますが、料金徴収員はいません。そのため、簡易な作業で設置することができ、料金徴収員が必要ないので、低コストで導入することができます。また、利用者にとっては、インターチェンジ間が短くなるので、高速道路に乗るために、遠回りをする必要がなくなります。 スマートインターチェンジの利用方法は、まず、スマートインターチェンジのある場所を事前に確認します。そして、ETCカードを車載器にセットして、スマートインターチェンジへ向かいます。スマートインターチェンジにもゲートがあるので通りますが、従来のインターチェンジと違いノンストップ形式でないので、一時停止を必ず行ってください。通行料金は、ETCと同様にカード払いとなります。

スマートインターチェンジの利用上の注意

スマートインターチェンジは、従来のインターチェンジと利用上異なる点があるので、利用する人は確認してください。 スマートインターチェンジは、利用することができる車種が料金所によって異なります。二輪車、軽自動車、普通車に限定されているところもあり、トラックは利用不可の場合も多いです。全車利用できるところでも、車長に制限のある場合があります。また、普通自動車でも車長が限定されているので、事前に確認しておきましょう。 また、終日利用できるところと、時間帯が限定されているところがあります。時間帯に制限のあるインターチェンジは、「6?22時」のところが多いです。つまり、22?6時の深夜には利用できないことになるので、注意してください。 多くのスマートインターチェンジは恒久化されていますが、一部では“社会実験”として運用中のところもあります。 そのようなところでは、一定の期間中に利用される頻度を測っています。そのため、利用があまりないところは、ある期間を過ぎると通れなくなる場合もあるので注意してください。 スマートインターチェンジを利用するには、料金所の路側機と車載器の間で通信を行います。そのため、通常の料金所と違い、開閉バーの前で一時停止する必要があります。ノンストップで通過しようとすると、バーに衝突してしまうので注意してください。もし、スマートインターチェンジで、通信エラーなどのトラブルが起きて、開閉バーが正常に開かなかったときは、用意されているボタンを押して、再度通信を行ってください。 当然のことですが、スマートインターチェンジは“ETC専用”なので、ETCカードでの支払いとなり、現金での支払いはできません。また、車載器にETCカードが正しく挿入されていないと、開閉バーが開かないので、事前に確認しましょう。

「ETCパーソナルカード」とは?

ETCサービスを利用したいけど、理由があってクレジットカードを作ることができない、という人におすすめなのが「ETCパーソナルカード」です。これは、6つの高速道路会社が共同で発行している「ETCカード」です。通常のETCカードは、クレジットカード会社を介しますが、ETCパーソナルカードの場合は、高速道路会社に申込んで、「デポジット」を預け、そのデポジットを“担保”とすることで、ETCシステムが利用できるようになります。 支払いのみに対応するカードで、有料道路を利用した料金は、銀行か郵便局の口座から引き落とされます。デポジットは保証金なので、前払金の“プリペイドカード”とは異なり、通行料金の支払いには利用できません。 ETCパーソナルカードのは、カードや利用明細書の発行費・郵送費、その他カード運営に必要な費用を管理するため、年会費として1枚に付き1,200円がかかります。また、デポジットは保証金なので、ETCパーソナルカードの解約手続きをした際に返金されます。 ETCパーソナルカードでも、ETCマイレージサービスが利用できますし、深夜割引などのETC時間帯割引も適応されます。ETCパーソナルカードを作成するには、通常のETCカードと違って、初めにまとまったお金を用意する必要のあるサービスですが、クレジットカードを持っていない人や作りたくない人で、ETCシステムを利用したい人は、ぜひ検討してみてくだい。

「通勤割引」と「早朝夜間割引」について

ETCカードを持っていると得する「通勤割引」と「早朝夜間割引」について紹介します。 「通勤割引」・・・2009年7月7日までは、通勤割引の対象となる道路で100kmを超える利用の場合、利用した区間全体には通勤割引が適用されず、通常料金になっていませんでした。それが、7月8日?2011年3月31日の期間限定で、100kmを超える利用でも、通勤割引適用の道路100km分を最大50%の割引料金で利用できるようになりました。 通勤割引は、入口の料金所をETC無線通信で走行し、入口か出口の料金所を午前6時?9時の間、または午後17時?20時の間に通過することで適用されます。また、午前と午後の最初に利用した1回ずつに限り、同じ時間帯の2回目からは適用されないので注意してください。通勤割引は、利用する車種は制限されていません。また、曜日も制限されないので、一年中いつでも利用が可能です。 「早朝夜間割引」・・・ETCを使って料金所を22時?翌朝6時に通過していた場合に、高速道路の料金が最大50%割引になります。条件としては、大都市近郊区間を最低1区間走行することです。早朝夜間割引も、ETCカードが車載器にセットされている車なら、利用する車種や曜日、利用回数は制限されていないので、毎日利用することができます。また、100km以内の走行距離が適用され、100kmを超えた場合は、超えた部分だけ割引されないのではなく、通行区間の全体が割引されず、通常料金となるので注意してください。

ETC時間帯割引について

ETCカードを作ると、さまざまな時間帯割引を利用できるようになります。その中で、「深夜割引」「平日夜間割引」「平日昼間割引」について紹介します。 「深夜割引」・・・午前0時?4時の間に、NEXCO東日本・中日本・西日本が管理している高速国道などを走行すると割引が適用されます。この割引制度は走行距離に条件はなく、車載器にETCカードが挿入されている車なら、利用する車種に制限はありません。また、曜日や利用回数も制限されていません。ただし、NEXCO3社の管理でない有料道路や都市高速道路、地方道路公社管理の道路など、割引対象でない道路もあるので、あらかじめ確認してください。 「平日夜間割引」・・・月曜日?金曜日(祝日を除く)の午前4時?6時の間、または午後8時?午前0時の間に、入口か出口の料金所を通過すると割引が適用されます。走行距離に条件はありませんし、利用する車種や回数にも制限はありません。 「平日昼間割引」・・・割引対象の道路で、月曜日?金曜日(祝日を除く)の午前6時?午後8時の間に、入口料金所か出口料金所を通過すると、最大3割引で利用できるようになります。以前は、100kmを超えると割引は適用されませんでしたが、現在では、100kmを超えた場合でも、100km分の料金は割引が利用できます。また、利用回数の制限もなくなり、とてもお得になりました。 このように、ETCカードをもっていると、とっても便利でお得にドライブを楽しめます。

ETC時間帯割引の注意点(1)

ETC時間帯割引を利用する際 ク確認してください。3週間過ぎても登録完了通知が郵送されてこない場合は、ETCマイレージサービスの事務局まで連絡してください。 ETCマイレージサービスは、原則として、ETC無線を利用して走行し、支払った通行料金分にポイントを付けます。ポイントの有効期間は最大2年で、貯めたポイントや還元額は、自動音声ダイヤルやインターネットで確認できます。また、ETCマイレージサービスの事務局への電話でも照会できます。

危険なETCレーンでの速度超過

ETCレーンでは、現在、20km/h以下で通過するように呼びかけられています。「20km/h」は、ETCバーが開かないでバーに衝突してしまった場合に、車両に重大な被害を与えないと考えられる速度です。また、この速度なら料金をノンストップで支払えます。 ところが、ETCの利用率が高くなるにつれ、その速度をかなり上回るスピードで通過する車両が徐々に増えてきました。名古屋料金所においては、40km/h以上のスピードで通過する車両は、2007年9月の調べでは“33.7%”の割合に及んでいます。しかも、2008年9月の調べでは“35.9%”にまで増加しました。さらに、ETCを装着した車が増加していることを考慮すると、速度超過の車がどんどん増えていくことが推察されます。そのため、高速通過の途中に、レーンの壁にぶつかってしまったり、停止した先行車に追突してしまったりする事故が発生しています。また、開閉バーに接触する事故も多発しています。 開閉バーが正常に開かないのは、ETCカードがETC車載器に挿入されていないことと、ETCレーンにETCを装着していない車が誤って進入したことが、多くの原因です。また、ETCカードの有効期限が切れていたことも1つの原因です。なお、ETCのエラーが原因で開かない場合は0.005%?0.01%だそうです。 このようなETCレーン通過での重大事故の増加をNEXCOは懸念しており、通過速度を抑えることが必要だと判断しました。

次へ
その次へ
-PR- ホームページ作成 ダーツバー検索